4 月から子ども・子育て支援新制度がスタートしました。保育認定や給付の処遇改善加算など、制度の煩雑さに翻弄されるとともに、今後認定こども園になるべきか否かという大きな問題に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。 何かと経営上の問題がクローズアップされますが、それ以上に今後大切になってくるのは「保育の質」です。急速な勢いで少子化が進む中、保育園や認定こども園は激しい生存競争にさらされます。どれだけ質の高い保育を提供できるかが、生き残れるか淘汰されるかを決める鍵になります。
岐阜県民間保育園連盟では、今年もハンガリーでの海外保育視察研修を企画しました。2つの乳児保育園と2つの幼児保育園でじっくりと視察研修します。この研修では、一人ひとりを大切にする具体的な保育の考え方と方法をハンガリーの保育実践から学ぶことができます。日々の保育で習慣的に行っていることが、大人の都合にならず本当に子どものためになっているのか、また子どもたちは十分に遊びこめているのかなど、自園の保育を見つめなおす良い機会になると思います。また、この研修は全国私立保育園連盟が実施するハンガリー研修とほぼ同じ内容となっております。
ハンガリーの保育を日本に紹介し続けてくださっている「くるみの木教育研究所」のサライ美奈氏のご協力を得て、定員 15 名の少人数制の研修です。内容の濃い学びをしていただけると思いますので、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

一般社団法人 岐阜県民間保育園連盟 会長 脇淵徹映

海外保育視察研修 『ハンガリーの乳児保育・幼児教育を学ぶ』 要項

海外保育視察研修 『ハンガリーの乳児保育・幼児教育を学ぶ』申込用紙