令和6年度能登半島地震被災地支援募金2次募集分を、当連盟会長の鷹橋賢淳と事務局で被災地に届けてまいりましたので、その様子をお伝えします。
石川県社会福祉協議会
石川県社会福祉協議会事務所にて、石川県社会福祉協議会保育部会部会長の前田武司氏・オールこども石川事務局の新保雄希氏へ2次募集分目録と、募金の際に寄せていただいたメッセージをお渡ししました。
平和こども園
前回も訪問した穴水町の平和こども園、4月からは保育が再開され、ようやく下水の復旧工事も始まり、まだ使えない箇所はあるもののトイレも使えるようになったとのこと。
日吉輝幸園長も大変お元気そうでした。なお、平和こども園を自主避難所として運営された経験を、講師として5月総会に皆さまへ伝えていただきます。
和光幼稚園(幼保連携型認定こども園)
もう一園、輪島市にある和光幼稚園さんを訪れました。地震とあわせて火災も発生し甚大な被害がでた輪島市、その中心部にある和光幼稚園さんは、3年前に新築した園舎は十分な耐震強度があったものの隣接した民家が倒壊し園舎に突き刺さり、園長自宅も全壊するなど大きな被害に遭われながらも、近隣住民を自主避難所として受け入れされていました。
現在園舎には避難されてる方はいないものの、園長宅は全壊したままなので園に寝泊まりしているそうです。3月にようやく保育を再開しましたが、市内はまだまだ倒壊した建物がのこり、保護者や職員のの方達も避難先から戻ってきた方もいれば、まだの方もいる状況ということでした。
輪島市内は震災後4ヶ月たったいまでも倒壊した家屋が手つかずの地域が多く、避難先から仕事に通う方も多いような状況です。先日能登半島エリアに特化した旅行割引事業を実施すると石川県が発表しました。生き生きとした朝市の賑わいが再び見られるよう、ひきつづき応援していきたいと思います。
以上、簡単ですが第2回能登半島訪問報告でした。