全私保連会員 各位

2022年12月、公益社団法人全国私立保育連盟(以下、全私保連)が『コミックで発信★保育に活かす子どもの権利条約』(エイデル研究所)を発刊しました。これは全私保連の機関誌である『保育通信』で約4年間にわたり連載されたもので、現職保育者のリアルかつライブな声をもとに、保育現場で<子どもの権利>をいかに考え、実践として取り組んでいきたいかを、条約条文と合わせてまとめたものです。

日々保育のなかで子どもと関わる私たちにとって子どもの人権を守ることは一人一人が常に念頭に置いておくべき概念です。しかし時として安全を気にするあまりに子どもの行動を制限したり、スケジュールの時間を気にするあまりに急がせたりと、振り返ってみれば子どものことを考えて行った行為が子どもを尊重する保育になっていなかったことに気がつくこともあります。これまでは子どもの人権擁護は当たり前のこととして保育者個人の意識ベースに委ねられていた部分が大きいと思いますが、保育における不適切対応をなくしていくには個人レベルでの取り組みだけでなく、組織的なアプローチも加わることでより効果的に保育現場で意識共有されるものと考えられます。
 
上記の背景から全私保連調査部では、不適切対応がない保育現場に向けた仕組み作りのための調査を行います。これまで以上に子ども一人一人が尊重され、安全と安心が保障される場としての保育環境をともに考え、作り上げましょう。
本調査はインターネット調査で実施し、よりスピーディーな意見回収と結果報告を行えるよう進めてまいります。
皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

★回答受付期間…令和5年1月16日(月)~31日(火)
★調査対象…保育施設で働く全ての方
※令和5年1月16日時点の状況をご回答ください。

回答フォームはこちら!!
https://questant.jp/q/BGTUGW4C

R050117調査部チラシ【保育における不適切対応を考える調査】